これから家を建てる方が注意すべき点
省エネ基準について
現行の基準は、ここ数年間で何度か改正されましたがそれでも、かなり低い基準値でした。
今回の改正によりこれまで、最高とされていた基準が最低基準値となります。
しかしながらこの最低値の等級4では、省エネ環境としては、とても満足できる値ではありません、私としては、同じ等級でも地域により基準値が異なるのも、納得しがたい事です。
とは言え、上を目指せば切りがありません、どの辺りが妥当なレベルなのか、これは住まわれる方の暮らし方や体感によるところもあると考えます。
私としては、最低基準をUA値0.46の新基準の等級6と考えます。
但しこれには、建物の気密性能や断熱材の基本性能と経年性能の考慮も必要となります。
実際のところ、どんな施工をしても、どんな断熱材を使用しても、計算上基準値を満たしていれば大丈夫となります。
完成した建物が本当に基準値の性能を満たしているかは、確認出来ません又長期に渡り性能が維持されるかも確証がありません。
建築前に、施工者の技術力と断熱材の性能を見極める事がとても重要となります。
又建築中の気密試験実施も必要です。
*貴方の家の断熱性能の設定、施工者と断熱材の見極め方の御相談お受けします。
*長期優良住宅認定とその基準以上の性能を推奨します。