これから家を建てる方が注意すべき点
構造について
*1年以上先でも、新しい基準があるならば、その基準値での建築をお奨めします。
これまで私が考える家づくりの基準より法基準のレベルが低いと考えていましたが、今回の改正においていくらかは改善されますがまだ満足できるレベルには達していません。
しかしながら、世の中には法基準を守っていれば大丈夫と言う考え方がまだまだあるため、最低限の基準レベルが上がるのは良と考えるべきでしょう。
出来る事が有るなら、法基準以上の事を出来る範囲で行うべきと考えます。
今回4号建築が廃止され、一般的に建築される2階建て300㎡以下の住宅に、壁量計算が義務付けられます。
但し、改正に伴い適応値が厳しくなるため、壁量の増加や資材サイズの増加が予測でき、壁量計算で済ますことにより、計算コストを抑えても、逆に施工や材料のコストが増加する事が考えられます。
正確な判断基準を得られる、許容応力度計算を用いることにより、壁量の適切な数、最適な構造材サイズの判断が可能となり、逆に建築コストを抑える事が可能となると考えられます。
今から、建築を始めれば2025年4月の法改正迄に完了して、現行基準で建築が出来て、コストが抑えられると言う考えは、一番に避けるべき事です。
新たな基準が出来るならば、又その先にも新たの基準が出来る事が予想出来ます。
少しでも未来の基準に近く、該当しているような建物を、今からでも建てるべきです。
あなたの暮らしの安全と安心の為に、将来末永く受け継がれる家づくりのために。
*貴方の家の長期的に安心安全な家づくりの方法、御相談お受けいたします。
*長期優良住宅認定とその基準以上の性能を推奨します。